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2010年3月6日(土曜日)

規格外の野菜やくだものでもOK

カテゴリー: - naoshichi @ 13時49分26秒

先日新聞に目を通していたらあるアンケート調査の結果に興味をひかれました。
それは、大半の消費者は曲がりキュウリや色むらのりんごなどいわゆる規格外の農産物でも品質の割りに価格が安い、規格品と味が変わらない、見た目にこだわらないなど外観より内容やその価格の意識が強いことが判明しました。色や形などの規格については23.9%が撤廃を43.1%の人達が大幅な緩和を求めています。私達栽培者にとって収獲されるりんごや桃の実一つ一つが全部色や形が異なるのに規格を作ってそれにあてはめることは消費する方にはあまり重要ではなくこれは市場、仲買、小売などの商人が商品として扱うために都合が良いために生まれ、またこれに応じて出荷団体のJAなども厳しい規格を作り他産地よりも有利に取引きできる様にしてきたためです。
今、消費者は見かけや規格よりも価格を重視しており不況の時代を反映していると思われます。最近直売所の人気が高いのもこの辺にあると思います。


2010年2月27日(土曜日)

加温ハウスの桃の花が開き始めました

カテゴリー: - naoshichi @ 20時11分33秒

いつもの年より半月ほど遅れてビニール被覆と加温をはじめた今年のハウス桃栽培ですがいつもより10日程遅れて数日前より開花を始めました。
今年で17年目になるJR福島駅での桃の鉢植の展示も福島市の支援の下で無事行われました。「くだもの王国」ふくしまの行政サイドからの支援にはいつも頭がさがる思いです。今から17年前私がJR福島駅長さんにお願いをして福島西口のコンコースに桃の花の鉢植えを置かせて頂いて以来続いてきた事は桃のハウスに取り組んだことが大きな理由になっていると思います。
今では駅としても利用客の皆様に3月節句の時期に合わせて鉢植展示を待って頂いているという事ですので、桃栽培者としてはこの上ない喜びでもあります。
ハウス栽培は油を焚いての栽培ですので環境負荷の点からはこの時代に逆らう栽培方法をしているのではと考える時もあるのですが収獲時期を早くから遅くまで幅を持った桃栽培には欠かせない栽培法と思うのですがこれには賛否両論はあると思います。
桃は収獲時期の降雨で品質が極端に低下することからも雨よけのハウス栽培は早生桃の品質安定にもつながります。
5月の連休明けには極早生のハウス桃が収獲の予定です。


2010年2月17日(水曜日)

福島の桃「あかつき」命名30年、育成開始58年記念セミナー

カテゴリー: - naoshichi @ 20時03分31秒

昨日、現在福島桃栽培面積の40%と押しも押されもせぬ品種となっている主力「あかつき」の誕生30年を記念しての果樹振興セミナーが開催されました。
あかつきの福島への導入にあたっては故県果樹試場長の原田先生抜きには考えられません。国の果樹試で昭和27年に白桃×白鳳の個体で品質は抜群でありながら小玉のために他県では系統適応試験を中止したのですが福島県のみ現地試験に移してモノにした品種です。これには当時の福島県の試験研究機関やJA,生産者、行政など桃に対する並々ならぬ努力の賜物と思っております。
最近、福島の桃の評価が高まってきているのもこの品種「あかつき」によるところが非常に大きいと思います。私も平塚にあった国の果樹試験場におった時に福島では白鳳に代わる品種を早く育成してくれないかと県におられた原田先生や井上先生から要望されておった事を当時の金戸育二室長、や吉田技官からお聞きしておりました。収穫時晴天続けば白鳳は抜群ですが、雨続きの時はこのあかつきが持っているその品質の優秀性を発揮してまさに桃の王者の貫禄です。
今のあかつきには系統番号「れー13」当時のおもかげはありませんが私の思うところ、交配品種は変異なく固定していると言われていますが長年接木などの
栄養繁殖を繰り返すことで親のどちらかに遺伝的に似てくる固体が出てくるのは私達も栽培の中で経験していますので、さらに今後も変異は考えられると思います。
しかしながら、桃の品種の場合、古い品種のリバイバルは過去一度もありません。この事を考えるとこのあかつきに安住することなく更なる品種の探求こそが福島の桃の生きる道と思うのは私一人だけではないと思います。


2010年2月6日(土曜日)

ふじが生誕して70年(古希)を迎える

カテゴリー: - naoshichi @ 18時40分04秒

ふじは昭和和14年青森県藤崎町にあった農林省技術研究所園芸部でりんごの生食用の品種を開発するために始められた交配(国光×デリシャス)596個体の1つです。昭和26年に初結実し当時の育種担当者はその品質の優秀性に◎をつけて継続調査を続けたといわれています。昭和33年に東北7号としてその優秀性を確認するために全国の園芸試験場に配布して適応性試験が続けられ昭和37年にはりんご農林1号として「ふじ」と命名されて世に発表されました。平成12年には還暦(60年)を迎えて盛岡で記念大会が開催されて私も県果樹研究会の仲間と出席してきました。それから10年が経過してもう70年(古希)を迎えました。あの昭和40年代前半の国光、紅玉の大暴落の山川市場からりんご産業を救った救世主ふじですが今はふじがりんご全体の6割以上生産され続けられています。世界でも日本で生まれたふじが20%と世界一の品種となっています。しかしここで品種とは英語でvarietyと言われるだけにその多様性が問われています。いくら優秀な品種でも30%が限界といわれています。早くふじに匹敵するような品種の登場を私達は望むとともにバラエテイーに富んだ品種群が出てくるとりんご産業がもっと活性化すると思います。長くマンネリが続くりんご界に新風が吹くことを夢見ています。


2010年1月28日(木曜日)

桃の剪定作業の真最中です。

カテゴリー: - naoshichi @ 19時17分37秒

1月も残り少なくなりました。
年明けから始まった桃樹の剪定作業も今が最盛期です。昨年の天候の推移や生育状態が今の樹の状態に良く表れています。長年剪定をしているとこの樹と向き合って剪定しているときが今年の桃生産の目標を立てる大切な時間となっています。
この樹の状態は樹齢や土壌条件、生育期間の手入れ状態で大きく左右されてきます。
毎年毎年この反省の上にたっての繰り返しですが毎年この樹の状態は微妙に異なるだけにこれを見極めるのはとても大切となってきます。
桃の樹も人と同じで若い時代から老年期までありその時期時期で採れる果実も剪定や手入れの仕方も異なってきます。
今まで随分桃の樹と付き合ってきましたがこの年になってもう一度1年生の苗木から挑戦してみたいと思っています。夢よもう一度の心境です。


2010年1月18日(月曜日)

桃の加温栽培を開始

カテゴリー: - naoshichi @ 18時39分58秒

桃の低温要求量(落葉後開花結実に必要な低温積算量、7.2度C以下で1,100時間)はここ福島では年明けの1月10日頃になります。落葉果樹の場合は寒さに遭遇させないと花が咲かず、実も結ばないのは良く知られています。
天候を見ながらの仕事ですので今日は風も無く天候にも恵まれて無事ビニール掛けを済ませました。今年で14回目となります。よくぞ今までやれたと思っています。雪や風の被害、バブルの影響などさまざま経験はしましたが楽しい桃作りが出来て幸せの思いで一杯です。これからも5月から10月までいつでも桃がありますといえる桃屋を目標にやっていきたいと思っています。


2010年1月7日(木曜日)

新年を迎えて

カテゴリー: - naoshichi @ 19時17分23秒

新年を迎えて早や7日が過ぎました。明日1月8日は私の62年目の誕生日です。
60歳を過ぎると年をこれ以上重ねたくない潜在意識が働くのか自分の年が急に思い起こせなくなるのも年のせいなのかなと思いたくなる今日この頃です。
体も気持ちとは反対に動きが鈍くなるのを感じています。素直にこれが60歳台なのだと思うようにしています。・・・・と新年の愚痴はこの程度にして家族皆健康で年を越せたことはこの上ない喜びです。この年になってもささやかながら夢もありその実現に向けての努力を注いでいきたいと思っているところです。
新年の抱負も各界のリーダーの弁も決していいことばかりではありませんがいつの時代でも何もしないで良い事が目の前に転がるはずはありません。やはりこの様な中でも努力を惜しまない企業や人が成功を収めておるのは周知の通りですので出来ることを今後も挑戦していきたいです。


2009年12月30日(水曜日)

今年のりんごを振り返って

カテゴリー: - naoshichi @ 14時37分20秒

今年もあと一日を残すのみとなりました。
今年のりんごのふじは災害にも遭わずに久しぶりに良い結果で終了することが出来ました。
りんご生産者の間では今年の結果にはいろいろと分かれるところです。
このデフレ経済の下で大手量販店は生き残りをかけての安売り競争です。従って大手のバイヤーはぎりぎりの価格を要求してくることになります。中卸しも市場もJAも自分の取り分だけは赤字にならない様にしっかりとっている様です。問題なのは小売とJAです。小売は価格を先導しながら儲け分をとっていますし、JAも組合員の立場でありながらも生産者が赤字になろうがJAを利用してかかった経費だけはしっかりと取って生産者に精算をしています。先日長野の果樹情報誌を読んでいたらりんご生産者の販売は三つに分かれるといっておりました。第一は早くから自分独自に売り先を確保してこの景気低迷の中でも価格が左右されない生産者、二番目は主の仕事が他産業で安定した収入源のある生産者、三番目はりんご専業で全量JAを通じ市場出荷している生産者、問題なのは3番目のりんご生産者だと言うのですがここの点を議論して大きく改善をしていかないと生産者の老齢化とともにりんご生産も衰退するのではと危惧されているというものです。
私の周囲にも今年もりんごが不足した人もおれば余って売り切れなかった生産者もおりました。売り先を確保しての販売はJAでも個人でもこれから最も大切な事だと思っています。


2009年12月26日(土曜日)

本年も間もなく終了

カテゴリー: - naoshichi @ 13時33分35秒

今年も残り少なくなりました。
ふじの出荷も終了し収穫後の後かたずけも整理がつきようやくほっとしたところで気がついてみると今年ももう終わりです。おかげで仕事の方もほぼ順調で家族皆元気で新年を迎えることが出来るのはこの上ない幸せです。経済や政治の変化等その様な事はいつの時代でも多少の波はあるものです。あまり一喜一憂せずに前向きにいきたいところです。
またひとつ年を重ねていつまでも他人にはアラ還とうそぶいていても年金を受け取る年にまでになってしまいました。これからも楽しみながら有意義な果物作りを続けたいと思っているところです。


2009年12月12日(土曜日)

サンふじの出荷がほぼ終了

カテゴリー: - naoshichi @ 20時09分57秒

11月15日から始めたサンふじの収獲、出荷がほぼ終盤をむかえました。JA,市場出荷は12月10日で終了しました。今年はどこの産地でも豊作で作柄が良い事と、この不況経済の中で末端の売れ行きも良くなく、市場の相場はいまいち良いとはいえない状況ですがその様な状況の中でも銘柄産地のふじは10キロ1万以上で取引されています。また贈答品などの市場外流通品は味、品質が優れているので安定した値で取引がされています。
上位等級品からジュース用の加工品までの品質区分もほぼ終えて直売所で販売するものを若干冷蔵庫に保管をして今年のふじも間もなく終了です。
今年はふじの品質がとても優れているので豊作貧乏にならないように計画を立てて最後の一個までしっかりと皆さんに喜ばれるような販売をしていきたいと考えています。


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